1970年頃、指宿白水館は東洋のハワイとして人気を博していました。
当時ホテル内にあった喫茶店の名前が「カイマナ」。(“カイマナヒラ”とはハワイ語でダイヤモンドヘッドの事を言うそうです。)
その「カイマナ」の西山マスターと指宿白水館の会長は大のコーヒー好きでした。共にコーヒーにのめり込み、日々美味しいコーヒーを探求していました。
今でも会長は「当時のモカマタリは最高だった。」と懐かしそうに話します。
モカマタリと言えば井上陽水さんがカバーしている”コーヒールンバ”に登場するほど有名なコーヒー豆で、当時からその人気は多くのコーヒーファンを魅了し、一級品として高額で販売されていました。
その為お客様に日常的に提供することは難しく、それに代わる、それを超えるオリジナルコーヒーを作りたい。と探し求め、ようやく辿り着いたのが
【白水館オリジナル「カイマナブレンド」】
エチオピアで有機栽培されたアラビカ種を浅めに中煎りし、甘くフルーティーな香りと豊かなコク、程よい酸味のあるモカコーヒー。
指宿白水館内では、このカイマナブレンド
フェアトレードの豆を毎日挽いてお客様へ提供しています。
豆の状態まではエチオピアからフェアトレードの商品として届くのですが、申請等の関係があり1杯用のドリップコーヒーにするとフェアトレードとは言えなくなってしまうのが一つ残念なところです。
それでも今回1杯用のドリップコーヒーにこだわったのは、モカコーヒーは入れて時間が経過すると直ぐ風味が変わってしまい美味しい状態を保つことが難しいのですが、この1杯用ドリップでしたらコーヒーを飲みたいと思った時に、直ぐに美味しいコーヒーを作れるというこのモカの欠点を補ってくれる利点があったからです。
この機会に是非、指宿白水館会長こだわりのコーヒーを贈り物として、ご家庭でお召し上がり下さい。