幻影の珠光、その姿が見えてきた
室町中期の能楽・連歌など、同時代の芸術に通底する「冷・凍・寂・枯」の超俗の美学と、茶祖・珠光の事跡を追究し、茶の湯文化の創始を明らかにする。「心の文」の意味するところは?
【本書の内容】
1. 茶祖・珠光の記録と後世の評価
2. 珠光の故郷、奈良の茶の湯
3. 珠光茶の湯を支える冷・凍・寂・枯の美学
4. 冷・凍・寂・枯の茶の湯が勃興する下地
5〜7. 茶祖・珠光の事跡
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- 著者
- 矢部良明
(元薩摩伝承館館長)
- 出版社
- 角川選書
- 発行
- 2004年4月
- サイズ
- A5判
- 項数
- 256ページ