鹿児島・薩摩の伝えたい歴史と伝えたい心
鹿児島はかつて薩摩と呼ばれ、古代から海外とのかかわりの中で歴史にその名を刻んできました。東京都を首都とする現代の日本においては、鹿児島は南の辺境に位置しているイメージがありますが、これは東京都を中心とした視点で見ているからであり、視点の置き場を変えれば、全くちがった姿が見えてきます。
薩摩の歴史と文化を振りかえる時、薩摩の人々が薩摩の地から海の向こうの世界を見つめながら歴史が重ねられてきたこと、その視野の広さを感じずにはいられません。交流の中で育まれてきた薩摩を考えるとき、「開かれた薩摩」の姿がくっきりと見えてきます。(深港恭子/開かれた薩摩 その歴史と文化より抜粋)
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- 発行
- 薩摩伝承館
- 発行
- 2009年
- サイズ
- A4判
- 項数
- 114ページ