現代の技と伝統の登窯が作りだした薩摩焼の抹茶椀
高台から口縁に向かって直線的に広がる杉形(すぎなり)の茶碗で、口縁がわずかに外反しています。飴色の鉄釉を全体にかけたのちに、そば釉をかけてそば釉の濃くなった部分は黄色っぽくなり、薄くなった部分は青っぽくなっています。これはそば釉が酸化焼成では黄色や茶褐色になるのに対して、還元焼成では青色や緑色に発色する傾向があり、登窯による窯変が生み出したものと思われます。薩摩焼は通常分業制ですが、こちらの作品はろくろ形成から釉薬、焼成と全ての作業を十五代沈壽官氏が手掛けております。
<注意事項>
※一点ずつ職人の手で製作しておりますので、形や色み大きさに誤差がありますことを予めご了承ください。
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- サイズ
- 口径13.5cm×高さ6.5cm×高台軽4.1cm
- 重さ
- 250g
- 原産地
- 鹿児島県日置市
- 製造元
- 沈壽官窯